レンタカーで世界遺産の「高野山」と根来寺を訪ねるモデルコース

金剛峰寺の紅葉
金剛峰寺の紅葉

奥の院
奥の院

根来寺
根来寺

和歌山県の熊野古道と並ぶ世界遺産「高野山」を訪ねてみましょう!
田辺からは少し遠いですが、特に秋の紅葉時期にオススメです。
往路では春は桜・秋は紅葉が美しい「根来寺」に立ち寄り、高野山の宿坊で1泊。
帰りは「高野龍神スカイライン」や「龍神温泉」を通り、山岳からの眺望を楽しみましょう。

※記載の所要時間は平常時となります。日によって異なりますのでご注意ください。

コースの概要

  • 1日目
    田辺発~(阪和自動車道・京奈和自動車道)~根来寺~(京奈和道)~高野山(泊)
  • 2日目
    高野山周遊~高野龍神スカイライン(護摩壇山)~龍神温泉~田辺
注意

高野山・高野龍神スカイラインは冬季は積雪や凍結のため、レンタカーで訪れるのは4月~11月中となります。

往路(1日目)

高野山へは、田辺から龍神温泉・高野龍神スカイラインを通る山岳ルートと、阪和自動車道で和歌山市を通って向かうルートの2つのルートがあります。
どちらも約2時間ですが、走りやすいのは高速道路を使う阪和自動車道ルートです。
せっかくなので、阪和自動車道ルートで有名な「根来寺」に立ち寄って高野山に向かいます。

1日目 根来寺~高野山(高野山泊)

ルート概要:田辺発~(阪和自動車道・京奈和自動車道)~根来寺~(京奈和道)~高野山(泊)

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紀伊田辺駅から根来寺へは約85km、1時間10分程度

南紀田辺ICから和歌山市方面に向かいます。
和歌山ICを過ぎたら京奈和道に分岐し、岩出根来ICで高速道路を下りて約1.5kmで根来寺駐車場に到着です。

根来寺

根来寺
根来寺

根来寺(根來寺)は、高野山の学僧でもあった覚鑁(かくばん)上人によって開創された新義真言宗の総本山。
室町時代末期には最盛期を迎え、一大宗教都市を形成し根来衆とよばれる僧兵が有名で、織田・豊臣・徳川と移り変わる時代には歴史に登場します。
国宝や重要文化財の堂宇が立ち並びますが、中でも秀吉の紀州攻めで残った大塔は国宝で、国宝指定の大塔内に入ってお参りができるのは根来寺大塔のみです。

根来寺から、再び岩出根来ICに戻り、京奈和道を奈良方面に向かいます。

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根来寺から高野山へは、京奈和道で岩出根来ICから約15kmのかつらぎ西IC、かつらぎ西ICから約25kmで高野山・合計60分程度です。

高野山

壇上伽藍 根本大塔
壇上伽藍 根本大塔

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録された高野山。
弘法大師空海が開いた聖地で、真言密教の根本道場として世界中の人々から信仰を集めています。標高約1000mの峰々に囲まれた山上盆地の静寂な空間には美しい伽藍があり、うっそうとした杉の木々が生い茂る奥の院には、数十万基を超える供養塔が並びます。
古来より信仰の場である高野山で、宿坊に泊まり高野山の精神性に触れてみましょう。

高野山内の主な見どころ

高野山内は、大門から奥の院まで約4km。ぜひ歩いてみてください。

大門

大門

高野山の入り口となる大門。
車で訪れると、大門の前を通ってすぐに左折し、高野山内に入っていきます。ぜひ最初に訪れてみましょう。
いったん山内に入り駐車してから徒歩で向かいます。

中門

中門・壇上伽藍

壇上伽藍は、弘法大師が高野山を開創された折、最初に整備した場所です。
高野山全体の核となる場所で、堂塔が並んでいます。
中門の先の「金堂」が、高野山の本堂となります。

入口にある中門は、天保14年(1843年)の大火で焼失しましたが、平成26年(2014年)に再建されました。

金剛峯寺

金剛峯寺本坊

高野山全体が「金剛峯寺」の境内となりますが、本坊のみを金剛峯寺とも称されています。
美しいふすま絵の広間や、日本最大級の美しい石庭「蟠龍庭」がある堂内を拝観することができます。(拝観料要)

奥の院

奥の院

弘法大師空海の御廟がある場所で、壇上伽藍と並ぶ高野山の二大聖地の一つ。
杉木立が生い茂る参道は、一の橋から御廟まで約2キロメートル続き、20万基以上の供養塔や墓石が並んでいます。

奥の院への参拝は「中の橋駐車場」からも行けますが、できれば一の橋を渡り、参道に沿って並ぶ墓碑を眺めながら訪れてみましょう。

高野山内では下記もおすすめです。

  • 高野山霊宝館
    高野山に伝えられている貴重な仏画・仏像などの文化遺産を保護管理し、一般にも公開されています。
  • 徳川家霊台
    三代将軍・家光によって建立された、江戸幕府初代将軍の徳川家康と2代将軍の徳川秀忠を祀る霊廟。霊台の装飾には彫刻や蒔絵が施されており、細部に至るまで美しい建築物となっています。
  • 金剛三昧院
    北条政子が、夫・源頼朝と息子・実朝の菩提を弔うために建立。特に多宝塔は貞応2(1223)年建立、高野山で現在残っているもっとも古い建立物です。
参考サイト
駐車場について

高野山内に駐車場は複数ありますが、紅葉シーズンは特に混雑します。下記にてご確認ください。

宿坊

宿坊とは、元々は僧侶や参拝者向けの施設でしたが、高野山では50以上の寺院が観光客を受け入れています。
宿坊では、生きた伝統や文化、信仰心を肌で感じられることが最大の魅力です。静寂の中で行う写経や瞑想といった修行は、自分をみつめなおすきっかけにも最適。
早朝ですが、朝の勤行(ごんぎょう)にも参加してみましょう。
また、精進料理も魅力のひとつ。動物性の食材は使わず野菜を中心に構成され、華やかに彩られた季節の旬を味わうことができます。

※宿坊は観光のための施設ではなくお寺です。仏事や僧侶への敬意、礼儀をお忘れなく。到着時に門限や入浴時間、諸注意等をよく確認しましょう。

2日目

宿坊で早朝の勤行に参加し、精進料理の朝食をいただいた後は、午前中に山内を散策してみましょう。
1日目に壇上伽藍や金剛峯寺本坊などを訪れ、2日目に奥の院をゆっくりと散策するのもおすすめです。

高野山を昼前後に出発し、高野龍神スカイラインを通って護摩壇山・龍神温泉に向かいます。

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高野山から護摩壇山へは、約30km・40分程度です。

護摩壇山(道の駅 ごまさんスカイタワー)

道の駅 ごまさんスカイタワー

高野龍神スカイラインの中間地点にある道の駅 ごまさんスカイタワーは、四季折々の絶景を楽しめる道の駅。
高さ33mの展望塔からは、大台・大峰の山々を東に、西には紀伊水道の島々、天候が良ければ四国山脈まで望むことができます。
1階の売店では、龍神村や和歌山・熊野地方の伝統的な味を大切にし、昔ながらの保存食やこだわりのお菓子、和洋の多彩な食品を取りそろえています。

道の駅 ごまさんスカイタワーから龍神温泉に向かいます。
高野龍神スカイラインはここからほとんど下りになりますので、スピードを出しすぎないよう十分注意して向かってください。

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道の駅ごまさんスカイタワーから龍神温泉へは、約20km・車で30分程度。

龍神温泉

龍神温泉から紀伊田辺駅までは1時間20分程度かかりますので、帰りの時間に余裕があるなら龍神温泉に立ち寄ってみましょう。
龍神温泉は「日本三美人の湯」として有名で、ナトリウム炭酸水素塩泉で洗浄作用が高く、古い角質を取り除き肌をなめらかに保ちます。

龍神温泉元湯
龍神温泉元湯

源泉100%の共同浴場で、内湯は檜風呂と岩風呂、渓流を眺める事ができる露天風呂からの景色は抜群です。

他にも、旅館の日帰り入浴もありますが、利用時間にご注意ください。

田辺へのお帰り

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龍神温泉から田辺へは県道29号を通ると約45km・1時間程度。
ただしカーブが多い峠越えとなるので、県道198号線を通って中辺路に抜け、国道311号線を通るのもおすすめです(約55km・1時間20分程度)。

ルートマップ

Information

距離・所要時間は、平常時のものとなります。
観光シーズンや工事等で異なる場合がありますので、十分余裕をもって安全な旅を!